突然、天井から水がポタポタ…。
壁にシミが広がっている…。
そんなとき、焦らず適切に対処することが、被害を最小限にとどめるカギとなります。
ここでは、雨漏りが起きた際に取るべき行動を5つのステップで解説します。
1. まずは応急処置で水の被害を防ぐ
雨漏りを発見したら、まず最優先すべきは室内への被害拡大を防ぐことです。
• 水が落ちている場所にバケツやタオルを置く
• 家具や家電を水から遠ざける、またはビニールで保護する
• 床の養生(新聞紙や防水シートなど)も有効
※感電を防ぐため、濡れた場所に電化製品がある場合は、ブレーカーを切る判断も必要です。
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2. 雨漏りの状況を記録しておく
雨が止んでしまうと状況がわかりにくくなるため、発見時の状況を記録しておくことが重要です。
• 雨漏り箇所の写真・動画を撮影する
• どのくらいの水が出ているか、どのタイミングで出てきたかをメモ
• 室内外の気になる箇所も合わせて記録
これは、後日調査や保険申請を行う際にも役立ちます。
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3. 無理な自己修理は避ける
「とりあえずテープを貼っておこう」と自己判断で補修をしてしまうと、原因の特定が困難になったり、かえって被害が広がることもあります。
• 外壁や屋根に登っての補修は特に危険です
• 安易な補修材の使用は、後の本格修理に影響する場合があります
状況の判断や補修は、専門業者に依頼するのが確実です。
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4. 保険の対象になるか確認する
雨漏りの被害は、住宅火災保険や家財保険の対象となる場合があります。
保険会社に問い合わせ、写真・修理見積書・現場調査報告書などの提出が必要になることも。
事前に証拠を残しておくことが、スムーズな保険対応につながります。
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5. 専門業者に調査・修理を依頼する
雨漏りの原因は、必ずしも水が出てきた場所の真上にあるとは限りません。
構造内部を水が伝って、全く違う場所に症状が出ているケースも多くあります。
株式会社サーモグラフィ検査では、赤外線サーモグラフィを活用した非破壊調査を行っております。
建物を壊すことなく、目に見えない雨水の通り道や浸入箇所を正確に特定し、
必要な修理のみを的確にご提案いたします。
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まとめ:雨漏り時の冷静な対応が被害を防ぐ第一歩
雨漏りが発生したら…
1.応急処置で被害の拡大を防ぐ
2.現場の状況をしっかり記録
3.自己判断の修理は控える
4.保険の適用を確認
5.専門業者へ早めに相談
この5つの流れを覚えておけば、万が一の際にも落ち着いて対応ができます。
雨漏りは、対応の早さと正確さでダメージを最小限に抑えることができます。
「この水、もしかして…?」と思ったら、まずは私たち株式会社サーモグラフィ検査にご相談ください。
専門技術で、原因を正確に見極めます。