雨漏りから漏水になるまで|放置すると何が起こるのか

雨漏りから漏水になるまで|放置すると何が起こるのか

「雨漏り」と「漏水」は、 似たような言葉ですが、実は意味が少し違います。

雨漏りは、外から入った雨水が室内に現れる状態。 漏水は、水が建物内部を伝い、別の場所へ広がってしまう状態です。

雨漏りを放置すると、 やがて漏水トラブルへと発展していくケースが少なくありません。

ここでは、雨漏りがどのようにして漏水へ進行していくのかを、 順を追って解説します。

目次

① 雨水が建物の中に侵入する

最初は、

  • 屋根のすき間
  • 外壁のひび割れ
  • サッシやベランダまわり

といった部分から、少量の雨水が侵入します。

この段階では、

  • 天井にうっすらシミが出る
  • 壁紙が少し浮く

程度で済むことも多く、 「様子見」で放置されがちです。

② 壁や天井の内部に水がたまる

侵入した雨水は、 すぐに外へ出るわけではありません。

壁や天井の中にある、

  • 断熱材
  • 木材
  • 下地材

に染み込み、少しずつ蓄積されていきます。

この段階では、

  • 室内では異常が見えない
  • 乾いたように見える

ため、 被害に気づきにくいのが特徴です。

③ 水の通り道ができてしまう

同じ場所から雨水が入り続けると、 建物内部に水の通り道ができてしまいます。

すると、水は

  • 柱を伝う
  • 配管に沿って流れる
  • 天井裏を移動する

ようになり、 最初とは違う場所に現れることがあります。

これが、 「上は濡れていないのに、下の階が濡れる」 といった漏水トラブルの原因です。

④ 配管や設備まわりに水が集まる

水は、建物内部の

  • 配管まわり
  • 電気配線まわり
  • 天井裏の低い部分

に集まりやすい性質があります。

その結果、

  • 照明器具から水が垂れる
  • エアコン周辺が濡れる
  • 分電盤付近が湿る

といった、 危険な漏水状態になることもあります。

⑤ 隣の部屋・下の階へ漏れる

さらに進行すると、

  • 壁を越えて隣室へ
  • 床を抜けて下の階へ

水が移動し、 他の住戸にまで被害が及びます。

この段階になると、

  • 補償の問題
  • トラブル・クレーム

に発展する可能性も高くなります。

雨漏りと漏水の違い

  • 雨漏り:雨が原因で水が入る現象
  • 漏水:水が建物内を伝って被害が広がる状態

雨漏りがスタート地点で、 漏水はその結果として起こる「二次被害」とも言えます。

なぜ放置すると漏水になるのか

理由はとてもシンプルです。

  • 水は重力で下へ流れる
  • 同じ経路を通るほど道ができる
  • 乾燥しきらず内部に残る

この状態が続くことで、

  • 水の通り道が固定化
  • 被害範囲が拡大

してしまうのです。

漏水になると起こるリスク

  • カビの発生
  • 木材の腐食
  • シロアリ被害
  • 漏電・火災
  • 内装の大規模修繕

雨漏りの段階なら軽微だった被害も、 漏水まで進むと、

修繕範囲も費用も大きくなる

傾向があります。

雨漏りの段階で止めることが重要

雨漏りに気づいた時点で、

  • 原因を調べる
  • 侵入口を特定する

ことで、 漏水へ進行するのを防ぐことができます。

「ちょっとシミがあるだけ」 「たまに濡れるだけ」

という状態こそ、 対処のチャンスです。

まとめ|雨漏りは漏水の前触れ

雨漏りは、 建物の中に水が入り始めたサインです。

それを放置すると、

  • 水の通り道ができる
  • 別の場所に被害が出る
  • 漏水トラブルへ発展する

という流れで進行していきます。

雨漏りは、

小さなトラブルではなく、漏水の入口

だと考えることが大切です。

早めに原因を確認することが、 被害を最小限に抑える一番の近道です。

雨漏りが発生してからは一刻も早い解決が必要です。
ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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雨漏り調査員

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