散水調査とは何をする調査なのか|雨漏りの原因を再現して調べる方法

雨漏りが起きたとき、

「どこから水が入っているのか分からない」 「屋根を直したのにまた漏れる」

といったケースは少なくありません。

そんなときに行われる代表的な調査方法が 散水調査です。

散水調査とは、 実際に水をかけて雨の状態を再現し、 雨水の侵入口を特定する調査のことをいいます。

目次

散水調査とはどんな調査?

散水調査は、

  • 屋根
  • 外壁
  • 窓まわり
  • ベランダ

など、雨水が入りそうな場所に ホースなどで水をかけて、

室内で雨漏りが再現されるかどうか

を確認する調査方法です。

自然の雨を待つのではなく、 人工的に雨の状況を作ることで、

  • どこから水が入るのか
  • どの場所が原因なのか

を切り分けていきます。

散水調査で実際に行うこと

① 疑わしい場所を絞り込む

いきなり全体に水をかけるわけではありません。

まずは、

  • 天井のシミの位置
  • 壁の濡れ方
  • 過去の修理履歴

などから、 雨水の侵入口として疑わしい場所を絞り込みます。

② 少しずつ水をかける

次に、 疑わしい箇所に対して、

少量ずつ、順番に水をかけていきます。

一気に広範囲へ水をかけると、

  • どこから入ったのか分からなくなる
  • 本来漏れない場所まで濡れてしまう

ため、 ポイントを分けて慎重に行います。

③ 室内側で漏れ方を確認する

外で散水している間、 室内側では、

  • 天井
  • 窓まわり

を観察し、

どのタイミングで水が出てくるか

を確認します。

「この場所に水をかけたら、ここから漏れた」 という関係が分かることで、 原因を特定しやすくなります。

④ 水の通り道を推測する

水が出てきた場所と、 散水した場所の関係から、

  • どこから入ったか
  • どの経路を通ってきたか

を整理します。

雨漏りは、

侵入口と発生場所が違う

ことが多いため、 この整理がとても重要になります。

散水調査でわかること

  • 雨水の侵入口
  • どの場所が原因か
  • 原因が1か所か複数か
  • どんな雨で漏れるか(強風・長雨など)

見た目では判断できない原因も、 実際の水の動きで確認できるのが 散水調査の大きな特徴です。

散水調査が向いているケース

  • 雨の日だけ濡れる
  • 天井や壁にシミが出る
  • 修理したのに再発した
  • 侵入口が分からない
  • 複数箇所が怪しい

こうしたケースでは、 散水調査によって原因がはっきりすることが多くあります。

散水調査の注意点

散水調査は有効な方法ですが、

  • 水のかけ方を間違えると判断できない
  • 結露や配管漏れは再現できない

といった点もあります。

そのため、

  • 目視調査
  • サーモグラフィ調査
  • 水分量測定

などと組み合わせて行うことで、 より正確な判断につながります。

非破壊で調査できるのも特徴

散水調査は、

  • 壁を壊さない
  • 天井を開けない

といった、 非破壊で行える調査である点も特徴です。

住みながら調査できるケースも多く、 店舗や事務所でも実施しやすい方法です。

まとめ|散水調査は「雨を再現する調査」

散水調査とは、

人工的に雨を作り、雨漏りを再現して原因を探る調査

です。

雨漏りは、

見えている場所が原因とは限らない

という特徴があります。

そのため、 「たぶんここだろう」という推測だけで修理するより、 散水調査で実際の水の動きを確認することが、 再発防止への近道になります。

原因が分からない雨漏りほど、 散水調査による確認が有効なケースが多いのです。

雨漏りが発生してからは一刻も早い解決が必要です。
ぜひ一度お気軽にご相談ください。

受付時間:09:00~18:00(定休日 : 日曜日,祝日)

雨漏り調査員

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