かなり珍しい?AL造(アルミ造)の住宅とその雨漏りについて

「AL造」という建物構造をご存知でしょうか?

建築関係のお仕事をされていない方であれば、ほとんど聞いたことがないかもしれません。

その通りで、AL造(アルミ造)は日本では非常に珍しい建物構造です。

一般住宅で採用されることはほとんどなく、雨漏り調査でもAL造の建物を担当する機会は決して多くありません。

株式会社サーモグラフィ検査では全国で5,000件以上の雨漏り調査を行っておりますが、その中でもAL造の建物を調査する機会は非常に少なく、それほど珍しい構造と言えます。

だからこそ、実際に目にする機会も少なく、「AL造って何?」と思われる方が多いのも無理はありません。

目次

一般的な建物構造との違い

日本の住宅や建物の多くは、次の4つの構造で建てられています。

ほとんどの住宅やマンション、ビルはこのいずれかに該当します。

一方で、AL造は特殊な用途で採用されるケースが中心です。

AL造はどのような建物で使われるの?

AL造は軽量で加工しやすいという特徴があるため、次のような建物で採用されることがあります。

近年ではデザイン性を重視した建築物の一部で採用されることもありますが、一般住宅では非常に珍しい構造です。

特殊なアルミ建材を使用した建物

AL造のメリット・デメリット

メリット

  • 非常に軽量で、建物全体の重量を抑えられる
  • アルミは錆びにくく耐食性が高い
  • 加工しやすく、デザイン性の高い建築に向いている
  • リサイクル性が高く、環境負荷が比較的少ない

デメリット

  • 材料費が高く、建築コストが上がりやすい
  • 鉄骨造に比べると剛性の確保が難しい場合がある
  • 耐火設計を十分に考慮する必要がある
  • 施工できる業者が限られることもある

AL造は雨漏りしやすいのでしょうか?

結論から言うと、AL造だから雨漏りしやすいというわけではありません。

ただし、AL造の建物はガラスやアルミサッシを多く使用する設計が多く、接合部が増える傾向があります。

そのため、雨漏り調査では次のような箇所を重点的に確認するケースがあります。

  • サッシまわり
  • シーリング(コーキング)
  • ガラスとの取り合い部分
  • パネル同士の接合部
  • ボルトや固定金具の周辺
  • 屋根と外壁の取り合い

これらの部分は経年劣化や施工状態によって、防水性能が低下することがあります。

原因は一つとは限りません

AL造に限らず、雨漏りは一つの原因だけで発生するとは限りません。

特に接合部が多い建物では、複数箇所から雨水が侵入しているケースもあります。

また、症状が現れている場所と実際の浸入口が異なることも少なくありません。

そのため、「ここから漏れているだろう」と自己判断するのではなく、建物全体の構造や雨水の流れを考えながら原因を特定することが重要です。

この記事のポイント

特殊な建物の雨漏り調査もお任せください

株式会社サーモグラフィ検査では、戸建住宅だけでなく、工場・商業施設・ビル・特殊構造の建物など、さまざまな雨漏り調査に対応しております。

建物の構造に合わせて、散水調査やサーモグラフィ調査、紫外線発光検査液調査などを組み合わせ、一件一件原因を丁寧に追及しています。

お見積りは無料です。

特殊な建物で雨漏りにお困りの際も、ぜひ株式会社サーモグラフィ検査までお気軽にご相談ください。

雨漏りが発生してからは一刻も早い解決が必要です。
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