鉄骨造3階建て住宅(東京)

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建物の種類一軒家の調査実績
建物の構造鉄骨造(S造)
調査場所東京都
調査工法散水調査、紫外線発光検査液による調査、赤外線サーモグラフィカメラによる調査

目次

  1. 今回の調査の概要
  2. 調査のポイント
  3. 散水調査による確認結果
  4. 紫外線発光検査液による確認結果
  5. 赤外線サーモグラフィカメラによる確認結果
  6. 今回の雨漏りの調査結果
目次

今回の調査の概要

東京都にある鉄骨3階建ての住宅で、2階リビングの天井に発生する雨漏りを調査しました。室内で水が現れる場所を手掛かりに、建物の外側からどこを通って水が入り込むのかを調べました。

調査では、散水による雨漏りの再現、紫外線発光検査液による浸入水の確認、赤外線サーモグラフィカメラによる温度分布の確認を行いました。

調査のポイント

着目したのは、3階のサッシ下端と、屋上の笠木と外壁が接する部分です。笠木は、屋上の立ち上がり壁などの上端を覆う部材です。調査箇所を分け、どこに水をかけると2階リビングの天井裏に水が現れるかを確かめました。

散水調査による確認結果

3階のサッシ下端に散水したところ、2階リビングの天井裏に浸入水を確認しました。屋上の笠木と外壁が接する部分に散水した際にも、同じ天井裏で雨漏りが再現しました。

ほかの部位が関係している可能性も考え、ベランダの防水部分や外壁などにも散水しました。今回の検査条件では、これらの追加の散水箇所から調査対象の天井裏への浸入は確認されませんでした。

紫外線発光検査液による確認結果

3階サッシ下端には緑色、屋上の笠木と外壁の接合部には赤色に発光する検査液を使いました。室内の浸入水に紫外線ライトを照射し、それぞれの散水箇所に対応する色の反応を天井裏で確認しました。

検査液を使い分けることで、同じ天井裏に現れた水が、どちらの散水箇所から来たものかを区別できました。

赤外線サーモグラフィカメラによる確認結果

赤外線サーモグラフィカメラで2階リビングの天井付近を撮影すると、浸入水による温度低下が確認されました。散水で雨漏りが再現した位置や、検査液が反応した位置と照らし合わせて、室内側の浸入状況を確認しました。

今回の雨漏りの調査結果

今回の調査では、3階のサッシ下端と、屋上の笠木と外壁が接する部分の2箇所から、2階リビングの天井裏への浸入を確認しました。

3階のサッシは、下端全体のコーキングを打ち替える補修を提案しました。屋上側では、接合部から入った水が笠木内部の防水に不具合がある箇所を通って、天井裏まで達した可能性があると考えました。笠木を外して内部を確認し、補修することを提案しました。

笠木の取り外しが難しい場合は、笠木の裏に水が回らないように止水する方法も提案しました。外壁タイル目地から笠木内部に水が回る可能性についても、併せて対策を検討するようお伝えしました。

この度は雨漏り調査をご依頼いただき、ありがとうございました。

雨漏り調査員

今回は、3階のサッシ下端と屋上の笠木まわりの両方から水が入り、同じ天井裏に達しました。散水する場所を分け、検査液の色を変えたことで、補修を検討する箇所をそれぞれ確認できました。

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雨漏り調査員

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