「ホームセンターの防水スプレーで解決した」は本当に大丈夫?|実は危険なケースもあります

最近よくあるご相談のひとつが、

「ホームセンターで防水スプレー買って吹いたら、一旦止まったんですけど…」

というケースです。

確かに最近は、防水スプレーや簡易補修材が手軽に購入できる時代になりました。動画サイトやSNSでも、「これだけで簡単補修!」のような情報を見かけることがあります。

もちろん、応急処置として役立つ場面もあります。

ただ、雨漏りに関しては、“止まったように見える”だけのケースも非常に多いため注意が必要です。

目次

防水スプレーは“応急処置”としては有効な場合もある

まず前提として、防水スプレー自体が悪いわけではありません。

例えば、

  • 一時的な水弾き
  • 簡易的な防水補助
  • 応急処置

として役立つケースもあります。

ただし重要なのは、「雨漏りの根本原因を直しているわけではない」という点です。

雨漏りは“見えている場所”が原因とは限らない

雨漏りで非常に多いのが、

「漏れている場所」と「侵入口」が違うケース

です。

例えば、天井にシミが出ていても、実際には、

  • サッシまわり
  • 外壁内部
  • 屋根板金
  • ベランダ防水

など、別の場所から水が侵入していることがあります。

つまり、表面へ防水スプレーを吹いても、本当の侵入口が残っている可能性があるのです。

一番怖いのは「直ったと思ってしまうこと」

実はここが一番危険です。

防水スプレーによって、一時的に水の侵入量が減ると、

「あ、直ったかも」

と思ってしまうケースがあります。

しかし実際には、内部では、

  • 木材腐食
  • カビの繁殖
  • 断熱材劣化
  • 鉄部腐食

などが進行していることもあります。

つまり、“見えなくなっただけ”で、問題自体は残っているケースがあるのです。

防水スプレーで悪化するケースもある

さらに注意したいのが、誤った補修によって状況が悪化するケースです。

例えば、

  • 水の逃げ道を塞ぐ
  • 別ルートへ水が回る
  • 内部へ湿気がこもる

といったことが起こる可能性もあります。

特に、原因箇所を特定しないまま広範囲へ施工すると、後から本当の原因調査が難しくなるケースもあります。

「雨漏り」と「防水」は実は別問題

ここは意外と誤解されやすいポイントです。

雨漏りは単純に「水を弾けば終わり」ではなく、

“どこから・どう侵入しているのか”

を把握する必要があります。

つまり、重要なのは、

  • 侵入口
  • 水の流れ
  • 建物構造
  • 劣化箇所

などを総合的に確認することなのです。

最近かなり増えている“DIY雨漏り補修”

実際最近は、

「動画見ながら直しました」
「AIに聞いて補修しました」
「防水スプレーで様子見してました」

というケースがかなり増えています。

もちろん、すぐ業者呼ぶのも不安だと思います。

ただ、雨漏りだけは、自己判断で長期間放置しない方が本当に安心です。

特に、

  • 何度も再発する
  • シミが広がる
  • 湿気臭がする
  • 台風時だけ漏れる

こうした症状は、内部被害が進行している可能性もあります。

まとめ|防水スプレーで“隠れる”ことはあっても、“解決”とは限りません

ホームセンターの防水スプレーは、応急処置として役立つ場合もあります。

ただし、雨漏りは、

「どこから水が入っているか」

を正確に見つけることが最重要です。

そのため、単純に表面を防水しても、本当の原因が残っているケースは少なくありません。

特に、再発や内部被害を防ぐためには、早めの原因確認が重要です。

株式会社サーモグラフィ検査では、散水調査・赤外線サーモグラフィ調査・紫外線発光検査液などを組み合わせ、建物を壊さずに原因を特定する雨漏り調査を行っております。「自分で補修したけど不安」「一旦止まったけど大丈夫?」という場合も、お気軽にご相談ください。

雨漏りが発生してからは一刻も早い解決が必要です。
ぜひ一度お気軽にご相談ください。

受付時間:09:00~18:00(定休日 : 日曜日,祝日)

雨漏り調査員

お気軽にご相談ください!

目次