「雨漏りってAIで分かるんじゃないの?」→無理です(笑)

最近、お客様とのお打ち合わせやお問い合わせの中で、ちょこちょこ聞かれることがあります。

「雨漏りってAIで分かるんじゃないんですか?」

たしかに最近は、AIが画像を解析したり、自動運転が進んだり、「なんでもAIで解決できそう」な時代になってきました。なので、このご質問が出てくるのも自然な流れだと思います。

……ですが、結論から言うと、現状の雨漏り調査において“AIだけで原因を特定する”のはかなり難しいです(笑)

実際の雨漏りは、そんなに単純ではありません。

目次

雨漏りは“見えている場所”が原因とは限らない

まず大前提として、雨漏りは非常にクセの強い現象です。例えば、天井にシミが出ていたとしても、その真上が原因とは限りません。

侵入した雨水は、

  • 断熱材
  • 配管まわり

などを伝いながら、建物内部を移動します。そのため、「漏れている場所」と「侵入口」がまったく違うことが普通にあります。

つまり、単純に写真だけをAIへ読み込ませても、「ここです!」と断定できるほど簡単ではないのです。

建物ごとに構造も症状も違う

さらに難しいのが、建物によって構造が全然違うことです。

  • 木造
  • 鉄骨造
  • RC造(鉄筋コンクリート造)

これだけでも雨水の動き方が変わります。

加えて、

  • 築年数
  • 過去の補修歴
  • 地域の気候
  • 風向き
  • 台風時だけ発生するか

など、条件が複雑に絡み合います。

つまり、雨漏り調査は“現場ごとの経験値”がかなり重要なのです。

AIより難しいのが「再現性」

雨漏り調査で重要なのは、単に濡れている場所を見ることではありません。

「なぜそこへ水が来たのか」を追いかける必要があります。

そのためには、

  • 散水調査
  • サーモグラフィ調査
  • スコープカメラ調査
  • 紫外線発光検査液

などを組み合わせながら、実際の現場状況を細かく確認していきます。

特に散水調査では、

「どこへ・どの順番で・どれくらい水を当てるか」

で結果が変わることもあります。

……正直、この辺はまだAIよりベテラン調査員の感覚がかなり強い世界です(笑)

じゃあAIは役に立たないの?

もちろん、そんなことはありません。

今後は、

  • 画像解析
  • 劣化予測
  • データ管理

などでAI技術が活用されていく可能性は十分あります。

ただ、現時点では、最終的な原因特定には「現場調査」が不可欠です。

特に雨漏りは、建物ごとのクセや条件が強く出るため、実際に現場を確認しながら判断していく必要があります。

「とりあえずコーキング」で終わると危険

最近はSNSや動画サイトでも、「ここにコーキングすればOK!」のような情報を見かけることがあります。

しかし、原因が違っていた場合、

一時的に止まったように見えても、内部では進行し続けるケース

もあります。

雨漏りは、“原因を正しく見つけること”が最重要なのです。

まとめ|雨漏りはまだまだ“人の経験”が重要な世界です

AI技術はどんどん進化していますが、現状の雨漏り調査では、

  • 建物構造の理解
  • 現場経験
  • 調査手法の組み合わせ

が非常に重要になります。

つまり、「AIだけで解決!」とはまだいかない世界なんです(笑)

だからこそ、実際の現場状況を丁寧に確認し、原因を一つずつ追いかける調査が重要になります。

株式会社サーモグラフィ検査では、散水調査・サーモグラフィ調査・紫外線発光検査液などを組み合わせ、建物ごとの状況に合わせた雨漏り調査を行っております。「他社で原因が分からなかった」「何度直しても再発する」といったケースも、お気軽にご相談ください。

雨漏りが発生してからは一刻も早い解決が必要です。
ぜひ一度お気軽にご相談ください。

受付時間:09:00~18:00(定休日 : 日曜日,祝日)

雨漏り調査員

お気軽にご相談ください!

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